9月度調査会実施報告        
日  時: 2013年9月14日(土)      9:00〜15:00 
場  所: 宇部市吉見、割木松
参加者: 後藤、伊ヶ崎、五味、伴(記)、佐伯、相本、中西、川元
概  要: 集合場所で簡単な自己紹介、記念撮影の後に調査地に移動。
目的地の宇部市吉見平栗は2004年5月に本会の調査会をした場所で、記憶をたよりに現地へ向かった。
9年の経過で記憶も曖昧になっていて、1本枝道を間違えて別の場所に到着、ここではエゾトンボの密度が高くしばらくその周辺の湿地や池を探索した。他に小さな水たまりでキンイロネクイハムシが見られた。
その後目的地へ着いたが、湿地や周辺の植物は2004年に比べかなり生い茂り、荒廃が進んでいた。
湿地ではオニヤンマ、キイトトンボ、アオモンイトトンボ、エゾトンボ、湿地から山へしばらく移動した場所の大きなため池では、アカネの一種コノシメトンボやリスアカネ、マユタテアカネなどを確認した。
午後は、宇部市割木松のため池へ移動。
おおきなため池と小さなため池があり、ヒツジグサなど植生が豊かだが、大きな池の方はかなり埋まっていて全体に浅くなっていた。
ここでは、ベニイトトンボが多く、ギンヤンマやアオモンイトトンボが見られた。
9月中旬といえどもまだまだ猛暑で、秋のトンボは見られなかった。
15:00に解散とし、後はそれぞれ自由行動とした。

確認した昆虫
ハグロトンボ、モノサシトンボ、アオモンイトトンボ、キイトトンボ、ベニイトトンボ、タベサナエ(幼虫)、ギンヤンマ、オオヤマトンボ(幼虫)、エゾトンボ、オニヤンマ、ウスバキトンボ、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、マユタテアカネ、リスアカネ、コノシメトンボ、ネキトンボ
チッチゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミ
ミズカマキリ、ヒメミズカマキリ、タイコウチ、マツモムシ、コマツモムシ、アメンボ、コガシラミズムシ、ヒメマルミズムシ
チビゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、ミヤタケダルマガムシ、スジヒラタガムシ、キベリヒラタガムシ、ガムシ、ヒメガムシ、タマガムシ、コツブゲンゴロウ、マルケシゲンゴロウ、マルチビゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、ミユキシジミガムシ、キンイロネクイハムシ
ナミアゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ゴイシシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ルリシジミ、ツバメシジミ、シルビアシジミ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、イシガケチョウ、コムラサキ、ヒカゲチョウ、ウラナミジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、オオチャバネセセリ、ダイミョウセセリ、キマダラセセリ
コブノメイガ、ムモンシロオオメイガ、ヤチツツミノガ♂、ホタルガカノコガ
など。

スナップ写真

リスアカネ♂

マユタテアカネ♂

マユタテアカネ♀

マユタテアカネの顔

コノシメトンボ♂

エゾトンボ♂

ベニイトトンボの産卵

ムモンシロオオメイガ♀交尾器

ヤチツツミノガ♂

ミズカマキリ、ガムシ、コシマゲンゴロウ、シマゲンゴロウ

ムラサキシジミ♂

ムラサキツバメ♀

ゴイシシジミ♂

コミスジ♀

コムラサキ♂

ルリタテハ♀

ウラナミジャノメ♂

ヒカゲチョウ♀

オオチャバネセセリ♂

コチャバネセセリ♂

キンイロネクイハムシ♂

クルマバッタ