錦町平瀬のユキヤナギ植栽地の保全作業報告        
日時: 2020年6月9日13:00〜16:00
場所: 岩国市錦町平瀬
実施者: 後藤和夫・稲田博夫・管 哲郎・五味 清(報告)
概要: 平瀬ダムが完成すると,ホシミスジ(絶滅危惧U類)の生息地がダム湖に沈むため,食草であるユキヤナギを代替地に植栽し,その周辺の雑草や雑木を刈り取る保全作業を毎年実施しています.
本年も「2020年度の活動計画」に従い,6月9日に有志4名で実施しました.
毎年実施しているので,多少のつる植物はあるものの,30分程で終了しました.
ユキヤナギは勢いが良く,背丈を超えるほど大きく育っています.
ダム本体のコンクリート工事はすでに完了し,現在,管理事務所などの付帯設備を建設中です.
予定では,2022年秋から水を貯め始めるので,それまでに代替え地にホシミスジを移す作業が必要となります.
今,ホシミスジの発生時期のため.保全作業終了後,その発生状況を調査しました.
調査した生息地 (ダム湖に沈む景勝猿飛)は工事区域内のため,事業者(山口県錦川総合開発事務所)にお願いし,同行いただきました.
調査結果,ホシミスジは発生初期で,数頭の♂を確認できました.
あと数日で♀も現れると思います.
スナップ写真

作業前

作業中

作業中

作業中

作業中

作業後

景勝猿飛にて

ホシミスジ♂