地域によっては新型コロナの第4波が心配され、今年も春の調査会は中止かと思いましたが、待ちに待った虫屋の春、2年連続で中止するのも残念かと思い、万全のコロナ対策のもと、今年最初となる月例昆虫調査会を、気温が上がる晴天の中、県内各地から16名が参加し実施しました。
9時に愛鳥林駐車場でなく、その隣のウスバアゲハが美しく舞う野谷石風呂駐車場に集合、調査内容の説明後、新会員の参加もあり、自己紹介、写真撮影を行い、いよいよ調査開始。
今回は、決まったルートもなく参加者みなさんに大原湖周辺で自由に採集したり、写真撮影したりしていただきました。
多くの人は、クマが出るという野谷石風呂方面の山道や佐波川関水周辺を調査していました。
例年4月の調査会では、昆虫の種類も数もあまり確認できないので、今年は、4月でなく5月の連休明けに計画、実施しました。
晴天で、寒くもなく暑くもなく、心地よい春を感じながら、昆虫調査会ができました。
今回の調査会で確認できた昆虫は以下のとおりです。
チョウ類
ウスバアゲハ、ナミアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、オナガアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、キタキチョウ、モンキチョウ、スジグロシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、テングチョウ、アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、イシガケチョウ、サカハチチョウ、ヤマキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、クロコノマチョウ、ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、イチモンジセセリ、アオバセセリ
トンボ類
ムカシトンボ、アサヒナカワトンボ、シオヤトンボ、ダビドサナエ、サラサヤンマ、ムカシヤンマ、ギンヤンマ、ヨツボシトンボ、ホソミオツネントンボ
その他
ヒゲコメツキ、ニワハンミョウ、コアオハナムグリ、クロウリハムシ、ナナホシテントウ、ヤニサシガメ、シマサシガメ、チャバネアオカメムシ、ホシハラビロヘリカメムシ、マルカメムシ、ムラサキナガカメムシ、オオメナガカメムシ、アメンボ、ハネナシアメンボ、コオイムシ など。
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