5月8日(日)晴れ 9:00より、「山口むしの会」の昆虫調査会を行いました。
集合場所の山口市阿東蔵目喜銅の桜公園駐車場には、後藤会長以下17名が集まりました。
今回は山口大学の「昆虫サークル」の生徒が5名特別に参加され、にぎやかな調査会となりました。
この場所で保全している「ギフチョウ」は、思ったほど幼虫の孵化率が少なく、会として会員の皆さんに披露できなかったのが残念でしたが、来年の発生を楽しみにしたいと思っています。
天気は晴れでしたが昆虫の出現時期としては端境期で、特にチョウが少なく、トンボも羽化途中が多く、気温も20℃少々で条件はよくなかったのですが、皆さんそれぞれに昆虫を探し、調査を楽しまれた様子でした。
当所予定していたヤマトスジグロシロチョウ、ツマグロキチョウ、ギンイチモンジセセリなどのほか、午後より萩市伏馬山周辺で調査した際は、アオバセセリ、ミヤマセセリ、クモガタヒョウモン、オオスカシバ”なども確認できました。
アオバセセリを学生が採集したのですが、やはり「暴れられ」て美しいチョウの姿は見られなくなっていました。
晴天で、心地よい春を感じながら、昆虫調査会ができました。
今回の調査会で確認できた昆虫は以下のとおりです。 (管記)
チョウ類
ウスバアゲハ、アゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハ、キタキチョウ、モンキチョウ、ヤマトスジグロシロチョウ、ツマグロキチョウ、クモガタヒョウ、モンモンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、クロヒカゲ、アオバセセリ、ダイミョウセセリ、ギンイチモンジセセリなど
トンボ類
アサヒナカワカワトンボ、ヨツボシトンボ、シオヤトンボなど
その他
ハラアカコブカミキリ、コアオハナムグリ、ヒメツチハンミョウ、ジョウカイボン、マダラキヨトウ、オオスカシバ、ニホンヒゲナガハナバチ、ニホンミツバチ、ヤマトツヤハナバチ、キマダラハナバチ、シロアシクロハバチ、オオクロハバチ、ヒゲナガクロムネハバチ、ハチガタハバチ、オオスズメバチ、ケブカコシブトハナバチ、オオマルハナバチ、コマルハナバチ、キボシアシナガバチ、ナミハナアブ、シマアシブトハナアブ、ヤマトシリアゲなど
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